分譲マンション総合管理業　
建築コンサルタント

当時住んでいた家と妻の実家の中間に位置する物件を探しており、条件に合う当マンションと出合いました。路面電車の電停や大通りが近く、交通の利便性が良いです。静かで過ごしやすい環境にあるところも魅力です。32戸という大きすぎないマンションというところも個人的には良かったと思っています。

1985年9月頃に入居しました。同じ職場の方や、子どもが同年代の方がマンション内にいらっしゃったので、ご近所付き合いも結構ありました。子どもたちが一緒にブランコで遊んでいたのを覚えています。

管理者方式という管理方式があることは、合人社計画研究所（以下、合人社）の提案で知りました。当マンションの理事会は出席者が少なく、定足数ぎりぎりの中で開催することも多くなっており、外部にお住まいの所有者も増えていたことから、管理者方式には、なるべくしてなったという印象です。

管理者方式についての説明会では、所有者の皆さんが納得のいくまで、分からないことや疑問に対して合人社に答えていただきました。もちろん、理事会役員の負担が減ることに異存はなく、これまでも合人社がよく管理してくださっていたので、最終的に所有者の総意で管理者方式の採用を決めました。

合人社の回答と併せて以下にいくつかご紹介します。

①管理会社が管理者になれば、工事がやりたい放題になるのではないか？
　管理者の権限でできるのは保存行為です。壊れた箇所を元に戻す工事に限られ、生活に著しい影響がない限りは、総会で承認された予算内で実施します。修繕積立金から支出する工事は、もちろんこれまで通り総会に諮り、承認された後に実施します。

②管理組合側で必要な手続きはあるのか？
　理事会に関する定めを管理者方式に適合するよう変更しなければならないため、管理規約の改正が必要です。素案は合人社が作成し、総会において審議していただきます。

③管理者方式の採用実績はどのくらいあるのか？
　合人社グループが管理を受託しているマンションのうち約3割で採用されています。合人社は管理者方式についてすでに20年以上の実績があり、日に日に需要の高まりを感じています。

④会計監査や不正防止のため、どのような対策をするのか？
　これまで監事が行っていた業務監査や会計監査は、合人社の監査専門部署が行い、監査報告を提出します。これまで大手の管理会社の多くが、管理組合の資産着服等で行政処分を受けていますが、合人社は創業から一度も処分を受けていません。

⑤現行よりも委託費が高くなるのでは？
　委託費の値上げはありません。今後も管理者として物価高騰への対策として管理仕様の見直しは行いますが、委託費が上がらないよう努めます。

平和公園

浦上天主堂

徒歩圏内には、平和公園や浦上天主堂等といった名所があります。また、陸上競技場やスタジアム等のスポーツ施設も多く、便利なところだと思います。

これからも住民の声を反映させた管理を続けてほしいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。