法律トラブル相談集

総会・理事会の運営

管理規約の原本が保管されていない場合は
理事長をしています。当マンションでは、各住戸の共用廊下側の窓ガラスは不透明タイプとなっています。区分所有者より、自分で費用負担をするので、窓ガラスを透明タイプに変更したいとの申し入れがありました。理事会の決議にて窓ガラスの変更を承認してもよいものでしょうか。なお、当マンションの管理規約は標準管理規約に準じています。

answer

 標準管理規約では窓ガラスを共用部分としています(標準管理規約第7条第2項第3号)。これは、窓ガラスは建物の外観に影響を及ぼす部分であることから、区分所有者による加工等外観を変更する行為を禁止するという趣旨によるものです。そして、共用部分の変更については総会決議事項とされていますので、理事会の決議で窓ガラスの変更を承認することはできません(標準管理規約第48条第6号)。
 なお、不透明ガラスを透明ガラスに変更することは外観に影響を及ぼしますが、形状又は効用の著しい変更を伴うとはいえないでしょうから、総会の決議要件は普通決議でよいでしょう(標準管理規約第47条第3項第2号)。
 一方で、標準管理規約では、窓ガラスを複層ガラスに変更する等の住宅の性能の向上に資する開口部に係る工事については、理事会の承認により当該区分所有者の責任と負担において実施することができるとしていることから(標準管理規約第22条第2項)、開口部の工事の承認に関する細則を定めることも一つの方法です。
 開口部に係る工事について、外観への影響を考慮し承認する工事仕様等を細則に定め、その細則について総会の承認を得ておくのがよいでしょう。以後は、細則に定めた基準で工事申請の可否を理事会で判断することとなります。

編集/合人社計画研究所法務室
監修/桂・本田法律事務所本田兆司弁護士

法律トラブル相談集

資料請求

ウェンディネット

お知らせネット

全国一のマンション管理網

ISO取得

管理委託契約書

重要事項調査依頼受付

ページトップへ戻る

マンション管理の合人社計画研究所 | サイトマップ | プライバシーポリシー | 関連グループ一覧